産業クラスター計画
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バイオ
関西バイオクラスタープロジェクト Bio Cluster
 世界に比肩する関西バイオクラスターの形成を目指す
概要 大学・研究機関、関連産業の分厚い集積を活用し、創薬・再生医療分野、先端解析機器分野、ものづくりバイオ(バイオプロセス・環境・食)分野において国内外の取り組みと連携しながら多様・多層なクラスター形成を図り、世界のバイオクラスターに比肩する「関西バイオクラスター」の形成を目指す。
重点産業分野 創薬・再生医療、先端解析機器、ものづくりバイオ(バイオプロセス・環境・食)
対象地域 近畿地域全域(福井県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)
推進組織 NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議
URL: http://kinkibio.com
TEL:06-6459-6795 FAX:06-6447-7011
連携する拠点組織 長浜バイオ大学(財)京都高度技術研究所大阪商工会議所(財)千里ライフサイエンス振興財団(財)先端医療振興財団
プロジェクトの推進体制の概要
産学官ネットワークの概要
企業約460社(拠点組織を含む)、京都大学・大阪大学・神戸大学・奈良先端科学技術大学院大学等の大学、公的研究機関及び大阪府・京都市・神戸市等の自治体とのネットワークを形成している。
プロジェクトの特徴的な取り組み
北海道バイオ産業振興協会と交流協定を締結し、「IT & BIO関西マッチング」の開催に協力するなど、北海道地域と積極的に連携している。また、全国の各地域との交流事業を実施するなど、他地域間連携の拡大を図っている。今後は、オランダフードバレーとの交流事業など、海外クラスターとの交流も推進していく予定。
ビジネス創造に向けた考え方・取り組み
大学・研究機関・ベンチャー企業等が有する技術シーズを研究開発助成につなげるだけにとどまらず、弁護士、公認会計士、弁理士等からの事業化に向けた適切なアドバイスや販路開拓支援など、ハンズオンを基本としたサポートを実施している。
知的クラスター等他府省連携
関西広域バイオメディカルクラスター本部会議等での意見交換や、知的クラスター創成事業の研究開発成果を産業クラスター関連施策の技術開発支援事業につなげるなど、事業化に向けた連携体制を構築している。
図
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キーパーソン紹介
遠山 伸次 氏 近畿地域は、医薬品産業を始め化学・食品・精密機器等の大手企業群、バイオ分野の先端研究を行う大学や公的研究機関が多く集積しており、バイオ研究のための高いポテンシャルがあります。大阪北部(彩都)・神戸医療産業都市・けいはんな学研都市など、自治体等においても、多くのバイオプロジェクトが進められています。
引き続き、各拠点組織との連携強化を図り、産学官の人的ネットワークの拡大、新たなバイオベンチャーの創出・成長支援を行い、高い技術力を有する中堅・中小企業がバイオ関連産業に進出できるように環境を整えていきます。
遠山 伸次 氏
関西バイオクラスタープロジェクト
クラスター・マネージャー
NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議 専務理事
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プロジェクトの成果
クラスターコア組成件数
(平成20年度)
19件
ベンチャー創出・育成支援(累計) 42件
株式公開企業(累計) 7社
数値目標
新事業開始件数 1,000件/5年
クラスターコア組成数高 75グループ/5年
クラスターコア企業の売上高の伸び率 25%/5年
主なプロジェクト参画者
企業(約460社):アンジェスMG(株)、Bio-energy(株)、(株)ジーンデザイン、クリングルファーマ(株)、(株)ファーマフーズ、(株)ジェノラックBL、カルナバイオサイエンス(株)、(株)マグナビート、(株)メドジェル、バイオ・サイト・キャピタル(株) 等
行政関係機関等(23機関):管内府県及び政令市、京都商工会議所、大阪商工会議所、神戸商工会議所 等
大学・公設試等(71機関):京都大学、大阪大学、大阪府立大学、神戸大学、奈良先端科学技術大学院大学 等
金融機関(17機関):
BI施設(3施設):クリエイション・コア京都御車、京大桂ベンチャープラザ、長浜バイオインキュベーションセンター
その他(57機関):TLO、NPO 等
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事例
事例1   高感度ISFET信号累計型バイオセンサーを用いた
 生理活性反応測定装置の開発 (株)バイオエックス
(株)バイオエックスは、ISFETバイオセンサー及び測定装置の開発・製造販売等を手がけるベンチャー企業で、関西バイオクラスタープロジェクトの会員企業である。
同社は、経済産業省が実施した平成18-19年度地域新生コンソーシアム研究開発事業「オミックス連携融合による代謝動態解析装置の開発」(管理法人:(財)京都高度技術研究所、総括研究代表:京都大学 植田充美教授)の研究成果から、タンパク質がもたらす生理活性反応を高感度に、かつ簡便に測定する革新的分析装置「Micro Bioactivity Analyzer」(生理活性反応測定装置)を開発し、商品化に成功した。
同装置は、針先ほどの微少サンプル(数マイクロリットル)でのタンパク質の機能解析が可能で、臨床検査、病理検査、創薬研究、酵素研究、食品研究などの分野で、今後の分析の中心を担うものと期待されている。
同装置の開発により、同社は、平成20年11月に、関西ニュービジネス協議会主催のNBK大賞特別賞「近畿経済産業局長賞」を受賞した。
写真
ISFET信号累計型バイオセンサー
写真
Micro Bioactivity Analyzer
事例2  内視鏡手術支援ロボットの開発 大研医器(株)
大研医器(株)は、医療機器の研究開発型メーカーで、関西バイオクラスタープロジェクトの会員企業である(平成21年3月に東京証券取引所市場第二部へ株式を上場)。
同社は、大阪商工会議所主催の医工連携全国プラットフォーム事業である「次世代医療システム産業化フォーラム」でのマッチングにより、大阪大学と共同で、執刀医が手にした手術器具の動きに合わせ、ロボット技術によりカメラが自動的に動き手術部位を映し出す「内視鏡手術支援ロボット」を開発した。
従来の内視鏡手術では、カメラを扱うのは助手で、執刀医と息を合わせるには細心の注意が必要であったが、このロボットの開発により、術者の負担が解消でき、手術がよりスムーズになることが期待されている。
今後は、ロボットの駆動部分の製造コストを抑え、衛生面にも配慮した「使い捨てロボット」の製品開発を進め、5年後の実用化を目指している。
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内視鏡手術支援ロボット
事例3  機能性リン脂質の省エネ型合成法の開発 ナガセケムテックス(株)
ナガセケムテックス(株)は、各種化学品の製造等を行うケミカルメーカーで、関西バイオクラスタープロジェクトの会員企業である。
同社は、経済産業省が実施した平成17-18年度地域新生コンソーシアム研究開発事業「機能性リン脂質の省エネ型合成法の開発」(総括研究代表:神戸大学 福田秀樹教授(現学長))の研究成果から、独自の酵素反応技術を用い、PS(ホスファチジルセリン)とPI(ホスファジルイノシトール)を豊富に含む大豆レシチン「PIPSナガセ」の商品化に成功した。「PIPSナガセ」は総合型抗メタボリックシンドローム(脂質代謝改善と高尿酸低減効果)及び美容(アンチエイジング)効果が期待される健康食品素材であり、平成19年6月に福知山事業所に年間数十トンレベルの生産体制を整備した。
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PIPSナガセ
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ナガセケムテックス(株)福知山事業所のリン脂質関連製造設備
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